2019.7.18.Thu
結婚式でのNGワード『忌み言葉』をうまく言い換えるポイント
結婚準備・豆知識
皆さん、「忌み言葉」って耳にしたことはありますか?
忌み言葉とは、ズバリ!
結婚式のスピーチなどで言ってはいけないNGワードのこと。
「不吉なこと言わなければいいんでしょ?」と聞こえてきそうですが、実は私たちが普段使っている言葉にもたくさんの忌み言葉があるんです!
▼代表的な忌み言葉
[nlink url="https://bath.tagaya.co.jp/blog/blog-5613/"]
結婚式は様々な年代の方が参加する公の場です。
忌み言葉を避けて失礼のない言葉を使えるようになりたいもの!
忌み言葉を言ってはいけない理由と、結婚式で使える言い換えた例をご紹介します!
目次
1.忌み言葉とは場にふさわしくない言葉
まず始めに忌み言葉とは縁起の悪い言葉を指します。
縁起の悪い言葉を避ければ良いのですが、これが非常に細かく設定されているんです^^:
「ケーキを切りましょう」
「料理が冷めるので早めに召し上がって下さい」
「4×9(しく)=36!」
「親元を離れて1人で頑張る」
上記は全て忌み言葉が入っています。
無意識のうちに使ってしまいそう・・・
忌み言葉は数が多いので覚えるのが大変ですが、感覚を掴めばある程度対応が可能です。
上記を例に説明しますね!
- 「ケーキを切りましょう」
=せっかく結ばれたのに切っちゃダメ! - 「料理が冷めないうちに召し上がって下さい」
=温かい家庭を築くから冷めるとか言わないで! - 「4×9(しく)=36!」
=し(死)・く(苦)を連想させる縁起の悪い数字 - 「親元を離れて1人で頑張る」
=くっついたばかりなのに離れるとかヤメて!
何となく縁起の悪い言葉が掴めてきたのでは....!?
2.忌み言葉を言い換えて縁起のいい言葉にしちゃおう!
忌み言葉はシーンごとに存在します。
このブログは大阪セントバース教会のページ!
ということで、主に結婚式でのシーンに絞った言い換えをご紹介させてくださいね!
■結婚式で使える忌み言葉の言い換え例
◆ケーキを切る=ケーキに入刀する
◆最後に=結びに
◆4(し)・9(く)=4つ(よっつ)・9つ(ここのつ)
◆新たなスタートを切る=新たなスタートラインに立つ
◆職場を離れる→家庭に入る
◆料理が冷めないうちに召し上がって下さい→料理が温かいうちに召し上がって下さい
◆笑顔が絶えない家庭で育ちました=笑顔いっぱいの家庭で育ちました
◆運動が嫌いな子供でした=子供の頃は運動が好きではありませんでした
◆負けず嫌いな性格=責任感の強い性格
忌み言葉を言い換える上で重要なのは、少しでもポジティブな言い回しにするという意識。
マイナスに捉えることのできる漢字や言葉は極力避けるように注意しましょう。
■視覚からの情報にも備える
忌み言葉は、その言葉の意味や聴こえ方だけに気を付ければ良いというものではありません。
どこに気を付けるかと言うと視覚!
例えば挨拶の時に使いがちな「ご多忙」ですが、よ~く見てみると「忙」の中に「亡」が!
発音に問題は無いですが使うのは避けたいところ。
細部まで注意を払えるとカッコいいですよね!
■平仮名で書けば忌み言葉を使っても問題ない!?
聴こえ方に問題が無いもの、ポジティブな言葉だけど忌み言葉の漢字が入ってしまっているものをスピーチで使いたい時は、平仮名にすればマナー違反になりません。
「奥さんを大切に!」とか言いたいですよね?
大切という言葉自体はいい意味なのに『切』が入ってるから使えないのか・・・
そんなことはありません!!
そんな時は、大切を「たいせつ」と平仮名で書きましょう!
3.まとめ
特に結婚式に参加するのが初めてという方は忌み言葉の存在を知らなかった方も多いかと思います。
視覚・聴覚・意味の3つに注意を払い話(スピーチ)をすれば大きく間違えることはありません。