2019.7.19.Fri
【来賓に喜んでもらえる!】お車代の入れ方とマナー
結婚準備・豆知識
結婚式は新郎新婦だけでは成り立ちません。
受付や余興など結婚式を手伝ってくれた方や遠方からお越し頂く方、職場の上司といった方にお渡しする「お車代」。
お車代にはお礼の意味も込められているので、できる大人としてしっかりとしたいもの!とはいっても、お車代を渡すものであることは知っていても、マナーについてはこれから覚えるという方も多いハズ!
そこで!今回はお車代の入れ方や決まり事といった一般的なマナーについて記していきたいと思います。
お車代のイメージが沸かない方は、下記リンクを参考に★
[nlink url="https://bath.tagaya.co.jp/blog/blog-6092/"]
目次
1.お車代を入れる封筒の選び方
お車代を入れる封筒は、金額によって変更します。
■1万円以下:ポチ袋
■1万円以上:水引きのある(プリント可)ご祝儀袋
■2万円以上:水引きやのしが付いた豪華なご祝儀袋
①水引きの種類について
水引きは「あわじ結び」「結び切り」「蝶々結び」の3種類。
水引きの上に「御車代」と書くようにします。
下のイラストでは上から順番に「蝶々結び」⇒「結び切り」⇒「あわじ結び」です。
それぞれの結び方には以下のような意味が込められています。
■蝶々結び:出産など、何度起こってもおめでたいと思えるご祝儀袋に使う。
■結び切り:結婚式など、一度だけの方がいいとされるイベントのご祝儀袋に使う。
■あわじ結び:結び切りの一種で、同じ用途に使われます。
ちなみに、関西ではあわじ結びが好まれています。
水引きの色は「紅白」もしくは「金銀」で本数は10本のものをご祝儀袋として使うことが一般的です。
封筒の色は白地が基本ですが、昨今ではカラフルなものやデザイン性に富んだご祝儀袋として販売されています。ただ、目上の方には一般的に良いとされているご祝儀袋をお使いになられる方が良いかと思います。
2.1万円以下はお札を折る
お車代が1万円以下の場合は、お札を折ってポチ袋に入れます。
1万円以上の場合は折らないのでご注意くださいね!
お札の折り方は以下になります。
ご祝儀の金額と同じで、お札の折り方は奇数になるように3つ折りにします。
3.お車代のお札の入れ方
お車代としてお渡しするお札は新札にするのがマナーとなっています。また、お札を複数枚入れる時は、全てのお札の向きが揃っていることを確認するようにしましょう。
新札は銀行や郵便局の窓口で交換が可能ですが、ただでさえ忙しい結婚式前後に慌てることの無いよう、前以て準備しておくとよいです。
お札の枚数は奇数になるように調整してご祝儀袋に入れるよう心掛けて下さい。
例えばお車代が2万円だった場合、1万円札を2枚入れると偶数になってしまうので、1万円札1枚を5千円札2枚に分けて、1万円札1枚+5千円札2枚の合計3枚にするなどして奇数を作ります。
4.お車代の入れ方に関するその他の注意点
①ご祝儀袋の厚紙
ご祝儀袋を購入した時に中に入っている厚紙は、商品の型崩れ防止の意味で入れられているものです。
実際に使用する際は、厚紙を取り忘れないようにしてください
②ペンの種類
文字は毛筆や筆ペンで記入します。
お祝い事では、文字は濃くハッキリと書くのが暗黙の了解。
いつもよりも力強く書くイメージを持って書きましょう!
③表面には新郎新婦の氏名を記入
ご祝儀袋の中央上に「御車代」
その下に、新郎新婦の苗字を旧姓を含めて記載します。
名は書かない点にご注意ください。
5.まとめ
お車代の入れ方についてご案内しました。
いろいろな新発見があった方も、ここに書いてあることをすでに知っていた方もいたと思いますが、来賓の方に気持ち良く受け取ってもらえる御車代のご用意の参考になれたら幸いです。
結婚式当日にスムーズにお車代をお渡しできるように、そして来賓者に失礼がないように、しっかりと準備をしておきましょう。