2016.3.30.Wed
【TAGAYA Stylist BLOG ~刺繍の着物~】
ドレス・タキシード
皆様、こんにちは。
本日は和装に施される刺繍のご紹介を致します。
刺繍とは、何百とある色に染め上げた「絹糸」で
柄を埋めていく繊細な技法であり、
刺繍部分がふっくらとしてグラデーションが美しく仕上がるのが特徴です。
刺繍の中でも最高級といわれるのが、『相良刺繍』です。
日本では奈良時代から使用されている方法で、
生地の裏から糸を抜き出して結び玉を作り、
これを連ねて模様を描く技法です。
玉のように縫い込むことから別名を玉縫いとも呼ばれています。
光沢はなく落着き、上品さは、日本の着物には最高の技法とされています。
普通の刺繍より立体感があるので、遠くから見てもとても豪華なのが特徴です。
機械では出来ない技法のため、今では貴重品となってきています。
是非、和装にご興味がある方は一度ご来店くださいませ。
Today introduce about the embroidery on kimono.
Embroidery is a delicate technique.
It will finish with the hundreds of colors of silk threads,
and the graduation helps finished it beautifully.
Especially the"Sagara embroidery" is said that the highest quality among
them.
This technique has been using since hundreds years ago.
It is sewn like a ball, also referred to as a "ball sewing".
It has been the best technique of kimono.
It looks more three-dimensional than the usual embroidery,and it is very luxurious.
It can not be made by machine, this make this technique more valuable.